2023.1.28 日差しは春めいてきた。2月が過ぎればもっと庭に出られるだろう。

 

 2022年11月25日 帯広市立図書館主催の中城ふみ子生誕100年記念対談は31文字で何かを捨て何かを表す錆びついた思考回路にはよい機会だった。

 

       レーザー波雀舞い立つ夕まぐれ 我がかしらには濡れタオル載せ

       100均のネオジムだから 納得の誤嚥性肺炎我が対処法

 

帯広はレーザー波の使われることの多い土地である。雀などの鳥類は比較的レーザーには強いがそれでも、真夜中であれば半分眠りながら短く鳴き声を挙げる。起きている時であれば一斉に飛び立つ。私は天空高く舞い上がることはできないのでレーザー避けに濡れタオルを載せる。

誤嚥性肺炎は高齢者の死亡原因としてラジオで伝えられることの多くなった死因である。食べ物を咀嚼飲み込む時に気管に誤って入り肺炎になるもののようである。

問題は食堂と気管の分岐点を食べ物を咀嚼飲み込む時レーザーで撃たれた時にどうなるかである。大事に至らなくともむせ返り気管に異物が入った時の痛さを経験した高齢者は多いはずだ。むせ返った時に食堂と気管の分岐点をレーザーで撃たれていると察知してさて如何にすべきか?現役の医師諸君は外来でどうしたらいいかと問う高齢者にどう対処しているだろうか?

 

素人は笑い話になるようなことを繰り返しながら解決へと向かっていく。<食堂と気管の分岐点をレーザーで撃たれている>のであればレーザー波の弱点である鏡と磁石、無論これも100均にある。私の方法は薄い丸型磁石直径16ミリを肌に触れてもいい晒しなどで包み細い白ゴム紐で首飾りのように磁石が食堂と気管の分岐点指で押すと凹む部分にぴったりくるようにゴム紐を調整する。100均のコンパクトは両面が鏡になっているので、ギコギコ加圧してペンチで解体し、紙やすりの粗めで滑らかにする。1面になった鏡も晒しで包み込み磁石の着いたゴム紐の上に載せしっかり食堂と気管の分岐を覆う。これで完成である。安定が悪いと思えば個包装した丸型磁石を追加すればいい。

 

このような試行錯誤を繰り返しながら解決の糸口が見えた時は至福の時である。