2022.5.26 身欠きニシンを買う。産地はアメリカ。

いつも近くのスーパーで買う身欠きニシン(本乾)の倍の大きさの身欠きニシン(500g)が出ていたので産地を確かめる。原材料はアメリカであった。冷凍で保存されたニシンを流水で戻し北海道で加工されるのだそうだ。ロシアのウクライナ侵攻以来ロシア産品は買わないことにしているので、私はアメリカ産の身欠きニシンを買ってきた。季節的には秋から冬に使うことが多い。ニシン漬けは子どもたちにお正月前に送るのが常である。お正月には母のように昆布巻きにはこの身欠きニシンを使う。ことこと長時間とろ火で作る。大鍋いっぱい作るには750gの身欠きニシンを使う。お正月が明けて再び静かになった日常に戻ってゆくときもこの昆布巻きとべったら漬けニシン漬け。母は鮭の飯寿司を1月前から作ってお正月の準備をした。当時は鮭の塩抜きからだから時間はもっとかかっていたのだろう。私は母に習っていなかった。これから始めたいお正月料理の1品である。   

 

ロシアがウクライナ侵攻を止めるまではロシア産品は買わないことにして、もう1つ困ったものは山菜の水煮である。わらび、タケノコ、きのこ類が1パックになっている。生産者が中国やロシア産のものをミックスしているので、簡単に炊き込みご飯を作る大事な1品が手に入らなくなって単品でロシア以外の産地のものを探すことになった。生産者は売り上げが落ちて原因がわかるだろうか。消費者の動向に変化があればそれは察するのではないかと思う。おばあさんの日常に影を落とすロシアのウクライナ侵攻がこんな形というのも笑えますが。

 

昨日で今年のバラの定植が終わった。枯れたバラも数本あって土を掘り返してみると表土がなく砂になっていた。気がつかなかった。草取りは大事というけれどそんな一手間に木々や草花の変化に気づくことになるのだろう。冬期間室内の鉢の土がスプーンで掘り取られたのと同様のことであった。

 

春仕事は終わった。