2023.4.20 アーコレード桜が咲いた。花芯はグリーンアイだった。

お天気の良い日は二階の部屋から庭を眺める。毎日見ているのにはっとすることがある。通路にニラを蒔いたりしたので細い道をゆらゆら歩く。反対側にも蒔こうと耕して均した。そのふかふかの床にまるで苗床のように窪みが並んでいる。ちゃっかりすずめが砂浴びをしているのだった。そのすずめに更に私は驚いた。みなさんは知っていたことかもしれませんが、芽吹いたといってもほんの少し顔を出した白樺の新芽をすずめがちぎって食べていた。柔らかく香り高く美味しいだろうと思う。白樺の幹から出た枝の付け根から樹液が出ている。すずめはこれも美味しそうに飲んでいる。メープルシロップほど甘くはないが香り高く美味しいのだそうだ。はこべも出ているがそんなにすずめが食べているように思えない。冬の厳しさを越して春虫が出てくるまで白樺は大事な食料庫。

 

あちこちですずめたちが新芽を食べ樹液を飲んでいる。

 

こぶしの仲間のタムシバは3年目になってたくさんの花を付けた。こぶしの花芯は黄色であるがタムシバはピンクだった。花びらも大きくすっくと立っている。

 

 

 

私が植え込んだ木々は僅かで父母の50年来のツツジが庭のメインである。子どもたちも年齢を重ね自立しているので私はこの家も父母の庭も子どもたちには相続しない。

無論売買もしない。