春便り

 

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歩きで買い物や郵便局まで出かける時、通り道に大きな柳の木があるお宅がある。ネコヤナギが膨らんでくると毎年ここで写真を撮らせてもらう。実際には今は住まわれていないようでたまに様子を見に来られているようだ。私のようにこの柳が芽吹くと空を見上げる人も多いのではないかと思う。


 いつもはさくさく行くはてなの写真添付が動かなくて遊びでtwitterに動画を貼ってみた。なんと即動画が載った。特別なものではなくすずめたちののんびりした情報交換のさえずりに過ぎないのだがのどかだなと、こちらが穏やかになれる。

先日の雪も消えた。それでも朝庭を歩けば表土は凍っている。お昼過ぎになると柔らかくなったので去年トマトと聖護院大根を撒いた庭周りを起こし秋まきの聖護院大根を撒いた。冬の間中柔らかく何にでもあう野菜として重宝した大事の野菜だけれど、春は花がバラたちととても合うので連作になるが植えてみた。

屋根の氷がどさっと落ちた時、雪除けににカラマツの支柱を立てていたが何本か折れていた。今年はもう少し補強しなければならない。ビックホーンがない私は帯広でレンタカーの軽トラを借りて支柱を買いに森林組合まで出かけた。地域によって森林組合も違っていて皮を剥いた支柱は帯広では手に入らなかった。雪の多い後志では囲い木として直ぐオーダーできる。帯広はほとんど雪がないのだから、囲い木なんて雪国から来た人の冬の風物詩なのだ。

 

午前中は太陽も出て明るかった、午後からは曇り。楽しみにしていた高校野球も雨のため中止になって、おばあさんは庭に畑仕事。猫の額ほどの畑スペースを耕す。1本の白樺から落ちた落ち葉が今年は鋤きこまれて土へと帰って行く。